院長メッセージ
順天堂で診てもらって良かった。
そんな医療を実践する。
順天堂の前身は、1838年に学祖佐藤泰然が江戸の薬研掘に開塾した日本で最も古い西洋医学塾であり、その伝統と教育理念である「仁」の精神、すなわち「ひとありて我あり、他を思いやり慈しむ心」は、現在でも順天堂大学の医学部、スポーツ健康科学部、医療看護学部、保健看護学部、そして国際教養学部、保健医療学部に引き継がれています。順天堂大学医学部附属浦安病院は、順天堂大学医学部に6つある附属病院のひとつとして、東京ディズニーランドが千葉県浦安市に開園した翌年の1984年に同じ浦安市に開院し現在に至ります。この間、当院は浦安市の発展とともに大きくなり、また、浦安市を始めとする地域の皆様の信頼を得ることが出来、毎日2000名以上の患者さんが外来を受診し、約700名の患者さんが入院し治療をうけていらっしゃいます。当院が目標としている医療は、患者さんの一日も早い快癒であることはもちろんですが、患者さんに「順天堂で診てもらって良かった」、「具合が悪くなったときは、ぜひまた診てもらいたい」と思って頂けるような医療を実践することです。
現在の医療は「チーム医療」といって、医師のみならず看護師をはじめコメディカルの方々など多職種の人間が協力、相談しながら一人の患者さんのケアにあたるということであり、そのためには、看護師は看護師とだけでなく、医師や他のコメディカルの職種の人たちと直接議論する必要があり、看護師としても大変勉強になるものと思っています。また、当院では、専門看護師や認定看護師の資格取得を積極的に勧めており、そのためのサポート体制も整えてあります。今後の皆さん方のキャリアアップにつきましては、先輩看護師にどうぞご遠慮なく聞いてみて下さい、親切に相談にのってもらえるはずです。皆さん、是非順天堂大学浦安病院にいらして下さい。そして一緒に患者さんのために働きましょう。
院長 田中 裕
看護部長メッセージ
患者さんに寄り添い、
患者さんのために今自分にできる事を考え
チームで患者さんを支えていく
私たちは学校法人順天堂の学是である「仁」の精神に則り、患者さんの立場を尊重し、思いやりのある心温かい看護を提供します。また、看護師そして助産師として大学病院の医療チームにおける役割が果たせるよう「不断前進」の姿勢で自己研鑽に努めます。
大学病院に籍を置く私たちは常に「臨床」「研究」「教育」の視点に注目し、一人ひとりが互いに影響し合いながら、自ら育つ力を身に着け、更に影響し合う、そんな関係づくりに努めています。初めて卒業された新規採用看護職員の方々の教育には、教育課に籍を置く専従の主任が各看護単位のプリセプターナースやアソシエイトナース、そして教育担当者とともに「みんなで育つ」「自ら成長する」という教育方針のもと、集合研修とOJTを組み合わせて実施しています。患者さんに寄り添い、患者さんのために今自分ができることを考え、他職種とも協働しながら、患者さん自身が持つ「生きる力」を共にサポートできる人材育成に取り組んでいます。
順天堂では優秀な人材を全国各地から任用するという学風があります。「他を思いやり慈しむ心」をもち、「自己研鑽」できる方を広く募集しております。
看護部長 戸島 郁子
看護部の基本方針
私たちは思いやりのある心温かい看護を提供します。
- 患者さんがよりよく生きるための力をサポートします。
- 患者さんのニーズを大切にし、根拠に基づく安全で質の高い看護を提供します。
- 病院のチーム医療の一員として看護独自の役割が果たせるよう自己研鑽に努めます。