看護師長
すべてのスタッフが働きやすい職場環境と、 相談しやすい雰囲気を作れるように。
岩手県出身/藤原 昌子
- 現在の部署・仕事内容を教えてください
- A. 私の働く3B病棟は、参加・婦人科の混合病棟です。
地域周産期母子医療センターを設置しており、MFICU3床を含む43床となっております。
平成28年3月より「宿泊型産後ケア」開始となり、産後ケアも受け入れております。
地域の基幹病院としての役割を果たすため、看護師長として病棟マネジメントと患者さんに安全で質の高い看護を提供できる環境づくりに努めています。周産期においては、毎朝NICU・GCUの看護師長とミーティングを行い、お互いの患者情報を共有し、母子の継続した看護ケアの提供を図っています。また、産科・婦人科と混在する病棟でありますので、同じ女性として倫理的なことを配慮できるようなスタッフ育成に取り組んでいます。 - なぜ順天堂大学浦安病院を希望されたのですか?決め手などありましたら教えてください
- A. 私は順天堂医療短期大学助産学専攻の4期生であり、当院で分娩介助実習を行いました。実習は24時間体制で指導者はとても親身となり指導してくれました。実習中に分娩介助をした産婦さんより「藤原さんにまた2人目もとりあげて欲しいな」と言われたのも一つの理由です。結果、就職し偶然にも2人目も分娩介助をさせていただきました。大学病院でありますが、地域に密着している病院だからこそ経験できたと思います。また、正常分娩も多く助産士としてのスキルを発揮できると思いこの病院を選びました。
- 実際に働く中で、病院の特徴や良いところはどのようなところだと感じますか?
- A. 当院は地域の基幹病院として三次救急病院の役割を果たしており、チーム医療を大切にし患者さんにとってより良い医療を提供できるよう努めているところです。そのため、職種を超えて相談しやすい環境が整っているため働きやすいです。
大学病院では異常分娩が多い印象がありますが、当院は助産師が主体となり助産外来の運営や産後ケアの受け入れを行っています。助産師本来の力を発揮できる場があることも魅力です。 - 看護のお仕事で、普段心がけていることはありますか?
- A. 私は看護師長として日頃よりスタッフへ「患者中心、患者の立場となって考える」を伝えています。私自身、直接患者さんの部屋を訪問しコミュニケーションを図り、困っていることや要望などを直接伺い、看護ケアに反映するようにしています。また、スタッフと共にケアに入り、当院で出産してよかった、治療してよかったと患者さんが思えるような思いやりのある看護を提供できるスタッフ育成に努めています。
スタッフに対しては、私から積極的に声をかけ、なるべく一人一人と話をするように心がけ、相談しやすい雰囲気づくりに努めています。 - 逆にここは大変だ、辛いかなと思うことはありますか? できればその際の対処法も教えてください。
- A. 3B病棟は地域周産期母子医療センターを設置しているため、近隣施設からの母体搬送や緊急入院、緊急手術が多く迅速な対応から産後ケアまで幅広い知識や字術が求められます。そのため、知識、技術を学ぶことも多く大変ではありますが、病棟内で勉強会の開催、個別で実技演習を行い習得できるようにしています。プレッシャーもありますが、スタッフ皆で協力し合うため、達成感も大きいです。
- 看護部の教育や研修についてはどうでしょうか?
- A. 新人教育支援プログラムに沿って看護師長と新人教育担当が連携し、病棟全体で「みんなで育てる」環境を作って育成しています。キャリアラダーに基づいてキャリアアップできるよう研究計画されています。研修は病棟業務から離れ、他部署の同じレベルのスタッフと交流できる機会でもありリフレッシュする場にもなっています。
- 浦安とはどんな街ですか?また、休日の過ごし方なども教えて下さい。
- A. 浦安は東京駅、羽田空港にも近く遠方より当院に就職されたスタッフにとっては実家に帰省しやすく、都心へも出かけやすいです。浦安市は東京都に隣接していますが、ベッドタウンでもあり閑静な住宅街となっているため、生活しやすいです。
私の休日は友人と舞台を観に行ったり、旅行したりと楽しい時間を過ごしています。 - 将来の夢や目標はありますか?
- A. 妊産婦一人一人に寄り添い、心温かい思いやりのある看護を提供できるよう感性豊かなスタッフの育成に努めていきたいと思います。また、看護師長として今後も助産師としてのやりがいを持ち、役割を発揮できるようサポートし、自律した助産師に成長できるよう支援していきたいです。そしてスタッフと共に力を合わせながら、組織の理念や病棟の目標が達成できるような原動力となる存在でありたいです。
順天堂大学浦安病院へ入職を検討されている方にメッセージをお願いします!
皆さんも是非、順天堂大学浦安病院で一緒に働きませんか?そして看護の楽しさを一緒に分かち合いましょう。当病院は平成29年度春に増床します。あなたの手を必要としている患者さんがたくさん待っています。共に患者さん中心の看護に取り組んでいきましょう。住みやすい浦安ですので、ON・OFFを切り替えながら働くことができるのも当院の魅力の一つですよ。
私はこの病院で働いて20数年が経ちましたが本当にあっという間でした。やっぱり働く環境がいいことや、看護が楽しいからなんでしょうね。辞めたいと思った事もありましたが、周りの人々に支えられ、たくさんの経験が自分の成長に影響し、今の自分があるのだと感謝しています。順天堂大学浦安病院でのたくさんの経験が、皆さんの看護への良き道しるべとなることを期待します。私も一緒にサポートします!是非、あなたと一緒に働ける事を楽しみにしています。